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2005.08.13

アルゼンチン蟻

田原町にて分布状況の調査中
050813_1329.jpg
アルゼンチンアリについて

非常に繁殖力が強く、環境省の外来生物法により特定外来生物に指定されています。

学 名 Linepithema humile
原著論文 Mayr, G. (1868b)

シノニム
Hypoclinea humilis Mayr, 1868b: 164, Hypoclinea (Iridomyrmex) humils: Mayr, 1870b: 959, Iridomyrmex humilis: Emery, 1888d: 386, Linepithema humile: Shattuck, 1992a: 16

解 説
体長2.5 mm。体色は黒褐色。複眼はやや大きく、頭部背面前方よりに位置する。胸部は前中胸が多少隆起し側方からみて緩やかなアーチを描く。腹柄節は扁平なコブ状でその頂部は前伸腹節の気門より低いところに位置する。外皮は柔らかい。
かつてはIridomyrmex 属に位置づけられていた。
多数の働きアリからなる大規模なコロニーをつくり、多女王性。主に分巣によって分布を拡大するとされている。アブラムシ等の同翅目類害虫を保護したり、種子を加害したり、家屋に侵入したりするため害虫として位置づけられている。また競争力が強いため本種が侵入すると在来のアリ相が影響をうけるともされている。働きアリの活動温度帯は5~35℃。女王アリの産卵能力は日に60卵だが20℃以下では産卵しない。卵は約2ヶ月で成虫となる (Thompson, 1990)。
分布については世界中から記録されているが、南米 (ブラジルもしくはアルゼンチン) が本来の生息地とされ、人間の移動に伴い分布が広範に拡大がったとされている。アジアでは記録がなかったが、1993年に広島県廿日市市より初めて採集されている (杉山, 1999)。

分 布
本州(瀬戸内海沿岸の中国地方)

文 献

Thompson, C. R., 1990 Ants that have pest status in the United States. In R. K. Vander Meer, K. Jaffe and A. Cedeno eds. "Applied Myrmecology - A World Prespective". pp.51-67. Westview Press, USA.
杉山, 1999

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