Playz PZ-1の評価
先ずはブリジストンが提言している「らく・ドラ」の性能について。
(1)運転中のハンドルやクルマのふらつきを軽減
(2)スムーズで安定した応答性
(3)静粛性の向上
(1)(2)についてはあまり感じません・・・
タイヤをこじったり、外乱や車の挙動に無頓着な運転する人には有効かもしれませんが、私の運転ではタイヤに必要以上の負担をかけるような運転を元々しないので・・・
さらに一般の方が購入した場合、タイヤのホイールへの組み付けやハブへの取り付けの精度が出ていないので正確な評価ができないのでは?と思います。
(3)は確かに静かですが、同じ道を同じような速度で走った場合、体感上はリュッセルスハイムの裏側にて(仮)の管理人氏が装着した物理的に音を吸収させるDUNLOP LE MANS LM703の方が静かに感じました・・・
以下独自にテストした結果。
ウェット性能
テスト環境:雨がざーざー降る中、敷設後3~4年程度と思われるアスファルト路面。激しい降りの後なので細かい砂は全て洗い流されていました。空気圧は冷間でメーカ標準値-0.1、1時間以上走行してタイヤ温度は上げてあります。
テスト1:80km/hからのフルブレーキ
完全にロックさせてやろうと蹴飛ばすようにブレーキを踏みましたが一瞬(0.3~5sぐらい)ABSが効くのみでガッツリ路面を掴んで離しません・・・まだ新しいので経年による変化がどうなるのか見物です。
とりあえず、これなら安心してテストを続けられます。
テスト2:山坂道を模したテストコース(低中速コース)での走行性能
全く無問題。
途中、80km/h程度で深い水溜まりに車両の片側だけ突っ込むシチュエーションもありましたが、排水性能が良く挙動が乱される事はありませんでした。
前述したDUNLOP LE MANS LM703よりウェットでのグリップ性能は高そうでした・・・
テスト3:高速走行
山間部を縫うように走るバイパスを模したテストコース上(直線部160~180km/hから100~140km程度で限界のカーブが連続する中高速コース)でも不安無く走れます。
ハイウェイを模したテストコース上で200km/h近くまで加速、減速、操舵に対する応答全て確認しましたが、特に不満は無かったです。
ドライ性能
未テストです。
一般的な街中での使用感ですが、乗り心地が良いのにグリップが異様に高くステアリング操作に対しての反応も良いです。正直乗っていて妙な感じ・・・サイドウォールの張力を均一に&柔らかくなるように組んで貰っていますので余計かもしれませんが。
総合的に判断して、静粛性が高く、居住性も良いスポーツタイヤ(POTENZA GIIIの後継でしたっけ?)という欲張った?タイヤです。
ただ、コンフォートタイヤとして考えるとグリップが異常に良いのでセニック(ルノー車)のようにブッシュの容量が少なめの車種だと早くブッシュが逝ってしまいそうです・・・
走行後のタイヤの状態。
判る人が見ればどんな走り方をしたのかばれてしまうので怖いのですが・・・(^^;)
(※本記事のテスト結果は運転する人の技量に大きく依存します。)
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