注意:この記事をお読みになってクルーズコントロールを装着しようとお考えの方へ。
購入の判断及び装着・商品の使用は自己責任でお願いします。
当然、装着・使用して車の調子が悪くなったとか事故を起こしてしまったなんて言うのも自己責任ですよ。
第5回は分解の続きです。
後付クルコン作業中で一番事故が起こると危険な作業ですので素人さんはご遠慮ください。(完全意味明瞭)
以下、トヨタ自動車の整備所から抜粋。
SRSエアバッグ 注意事項
取り扱い、作業上の注意
a. エアバッグおよびプリテンショナーシステムは正しい手順·方法で作業を実施しないと、作業中に作動し生命にかかわるような重大な事故につながるおそれがある。また、誤った修理を行うと、必要なときに作動しないおそれがある。サービス時(部品の脱着、点検、交換など)に次の事項をよく読み、本書に記載された正しい手順·方法で作業を行う。
バッテリーマイナスターミナル切り離し
a. 作業はダイアグノーシスコードの確認を行い、続いてIG OFFにして、バッテリーマイナスターミナルを切り離した後、90秒経過してから開始する。
■ 警 告 ■
エアバッグおよびプリテンショナーシステムはバックアップ電源を備えているため、バッテリーマイナスターミナルを切り離してから90秒以内に作業を開始すると、エアバッグが作動するおそれがある。
■ 注 意 ■
HDDナビゲーションシステムはIG OFF後、各種メモリーおよび設定の記憶などを行う。このため、必ずIGOFF後、以下の時間が経過してからバッテリーマイナスターミナルを切り離す。
バッテリーマイナスターミナル切り離し時の待ち時間
機器構成 待ち時間
テレマティクストランシーバなし(G-BOOK加入、G-BOOK未加入) 1分
テレマティクストランシーバあり(G-BOOK未加入) 1分
テレマティクストランシーバあり(G-BOOK加入) 6分
b. バッテリーマイナスターミナルを切り離すと、メモリーが消去されるシステムがあるため、作業前に各システムのメモリー内容を記録し、作業後再セットする。
エアバッグおよびプリテンショナーの全般的な注意事項
a. 電気的な点検にはトヨタエレクトリカルテスターを使用する。
b. システム周辺の注意事項を記載したラベルの指示に従う。
c. 絶対に分解しない。
d. 落下させたり、ひび割れ、へこみ、欠け、その他の変形がある場合は、純正部品の新品と交換する。
e. 他の車両のエアバッグおよびプリテンショナー部品は絶対に使用せず、部品交換時は必ず新品を取り付ける。
f. 高熱や火気に直接さらさない。
g. 衝突時にエアバッグおよびプリテンショナー部品が未作動でも、ダイアグノーシスによる点検を実施する。
h. グリース、洗浄剤、オイル、水などを付着させない。付着した場合は乾いた布などで速やかに拭き取る。
i. 高温[エアバッグは雰囲気温度93°C以上(プリテンショナーは80°C以上)]、多湿を避けた、電気ノイズの影響を受けにくい場所で保管、取り扱いを行う。
j. 廃車時や単品の廃却時は、必ずSSTを使用して作動させる。
k. エアバッグおよびプリテンショナー部品の抵抗測定は、絶対に行わない。
■ 警 告 ■
テスターの電流によって、エアバッグおよびプリテンショナーが作動するおそれがあり、大変危険である。
3.トルクスねじを緩めるとステアリングパッドがエアバッグユニットごと外れますのでステアリングパッド側のエアバッグユニットを切り離します。(スパイラルケーブルの交換が必要ない方はPart8.へ進んでください。)
黄色い部分がロックになっていますので矢印部を精密ドライバーなどで持ち上げてロックを解除します。
4.ロック解除の図
5.配線を切り離します。
6.ホーンの配線も外します。
次回は一番力の必要なステアリングホイールの取り外し作業です。
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